2019年度 ピザマーケット調査結果 2,871億円に! 前年比7.3%増 2年連続で過去最高値を更新しました

ピザ協議会は8月4日、2019年度ピザマーケット調査結果(ピザ推定末端売上高)を取りまとめ発表しました。2年連続の伸長で再び過去最高値を更新して、2871.7億円、前年比107.3%となりました。
2019年度(2019年4月~2020年3月)は、会員及び会員外調査に基づくメーカー出荷額が5年連続で増加しました。また、外部資料に基づく調査により導いた、ピザ宅配業態売上は例年以上に伸び、専門店・通販等の売上も伸びました。【調査委託先:㈱生活科学研究所】

会員及び会員外のピザメーカーの協力により集計したメーカー出荷金額調査をベースに推定した2019年度のピザ末端売上高は、
1,374.0億円(対前年比103.4%)[A値]
でした。
メーカー出荷金額ベースの実績は対前年比101.0%、⑤年連続の伸長です。市販用:業務用比率は、89.1%:10.9%です。
内訳では、冷凍ピザが昨年の増加傾向から2019年度減少に転じましたが、チルドピザは引き続き増加しています。また、クラスト(主に業務用)は2年連続の増加となりました。

各種資料により推定した、2019年度のピザ宅配店及びピザ専門店、イタリアンレストラン等によるピザ推定末端売上高は
1,750.4億円(対前年比106.6%)
となりました。
上記数値のうち、ピザメーカーがクラスト、ドウなどを販売している先は14.44%と考えられるので、Wカウントに当たらない85.56%に相当する額は
1,497.7億円(対前年比111.1%) [B値]
となります。

以上によって、2019年度のピザ推定末端売上高合計は、[A値]+ [B値]
2,871.7億円(対前年比107.3%)
となります。

2020年は3月以降、在宅の食事需要の高まりとともに、市販用のピザ・ピザ関連商品は需要が急伸しています。ピザが家庭での楽しい、美味しい食事として選ばれていることをピザ協議会では喜んでいます。今回調査では2月末~3月度のメーカー出荷、3月度の宅配業態等にプラスの影響を与えたものとみています。

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