ピザ協議会では1994年の設立以来、毎年、正会員アンケート調査、並びに非会員聞き取り調査に基づき、ピザマーケット調査(ピザの末端売上高調査)を行い、結果を公表しています。
2018年5月~7月に行った「2017年度ピザマーケット調査」結果は、メーカー出荷ベース売上では3年連続の増加、対前年比102.8%となり、同出荷額を基に推定したピザ末端売上高は、1,285.7億円、前年比101.0%と増加しました。
一方、各種資料から推定する、ピザ宅配店及びピザ専門店、イタリアンレストランによるピザ売上高は、店舗数減少が影響して減少しました。
メーカー製品売上を基に推定したピザ末端売上高、そして宅配・外食データを基に推定した市場規模(メーカー製品由来の売上を除く)を合わせた2017年度のピザの推定末端売上高合計は、2,644.6億円(前年度2,668.4億円)となり、対前年比99.1%と減少しました。
ピザマーケットは前年度まで3年連続で伸長し、最高数値を更新してきましたが、2017年度は、メーカー出荷額が3年連続で伸びながらも、デリバリー業態が全体で横ばい傾向、さらにピザ外食チェーン店の倒産など専門店の店舗数減があり、全体の市場規模では若干の減少となりました。
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ピザマーケット推計値の推移